育児

3ヶ月の育児休暇を取った男性営業マンの本音 取得編

3ヶ月の育児休暇を取った男性営業マンの本音 取得編

こんにちは、kazukiです。
今回は、営業マンの私が育児休暇を3ヶ月間取得するときに実際に行ったことについて、ご紹介いたします。

仕事も忙しいし、周りにも育児休暇取ってる男性社員はなかなかいません。

育児休暇なんて本当にとっても大丈夫なのでしょうか?

確かに私も取得前は、取得しても良いのかと非常に不安でしたが、事前にしっかりと準備をして3ヶ月の育児休暇を取得することができました。
取得の経緯や、私の気持ちの変化や周囲の反応などを混じえて説明いたします。

育児休暇を取得しようと思ったきっかけ

妻が妊娠したのは、私が入社7年目の28歳で妻は35才の時でした。
妻の妊娠が分かった時には非常に嬉しい気持ちでいっぱいでしたし、出産に向けてどのような準備が必要なのか、私が手伝えることは何があるのかを調べてはいました。
お腹が大きくなっていく妻の家事をサポートしようとは思うものの、平日の外回りの仕事帰りでの家事はなかなか手がつきません。お互い疲れていることもあり、ギクシャクすることも多くなっていました。

生まれてくる子どもにはいつも笑顔で接してあげたいな。

そのように考え、思い切って出産予定日から3ヶ月間は家事をして家族のサポートをしようと決意しました。

育児休暇期間を3ヶ月にした理由

いざ育児休暇をとるぞ!と決意したものの、どれくらいの期間を取るのかは非常に悩みました。
インターネットで調べてみても男性の取得率はまだまだ低く、取得していても数日から1ヶ月程度と3ヶ月以上取得している人は少ないようでした。
私が勤める会社も社員が300名以上いますが、育児休暇を取ったことがある社員は数名とまだまだ浸透していません。しかも私は営業職ということもあり、既存のお客様にもご迷惑にならないかと非常に心配していました。
それでもたまたま幸運なことに、私が以前所属していた営業所では先輩社員2名が育児休暇を取得されていたので、その時のことを聞いてみることにしました。
その先輩社員の取得期間は1ヶ月間でしたが、非常に参考になるアドバイスをいただきました。

休暇中でも最初の2週間は仕事の対応に追われて、結局は残りの2週間しか子どもとしっかり向き合えなかった。

後半の2週間だけでも子育てにしっかり向き合えるなら良いかなとも思いましたが、1ヶ月のうち半分は結局仕事しているのかと思うと、もう少し長くても良いかなと考えました。
また、3ヶ月にした理由はもう1点あり、

妻の体の状態が出産前の状態に戻るまではサポートしてあげたい。(産褥期後まで)

女性は出産の際に身体のダメージが非常に大きく、元の状態に戻るまでおよそ2−3ヶ月の期間がかかるそうです。また産後うつのリスクも高いということで、妻にはしっかりと心と身体を休めてほしいとも思いました。

子どもとしっかり向き合いたい。
妻にもしっかり回復してほしい。

この2つから最低でも3ヶ月の育児休暇期間が欲しいと思い、会社に相談することとしました。

育児休暇取得の会社への相談はいつ頃、誰にしたのか

育児休暇取得についての会社への相談ですが、出産予定日の3ヶ月前に私はまず上司に相談しました。
会社の規則では1ヶ月前に申請すれば良いことになっていましたが、実際3ヶ月の育児休暇を取る男性社員は私が初めての様だったので、どのように取得する準備を進めるのかを早めに相談することとしました。

上司からの反応ですが、非常に前向きに捉えて頂けました。
直前に同じ課の女性社員が産休から1年ぶりに復職されて戻ってこられたこともあり、社員が育児で長期離脱することに対しては抵抗感があまり無いとのことでした。
また、その女性社員の方にも3ヶ月取得したいという相談をしたのですが、絶対に育児休暇は長い方が良い!!との助言を頂けたことも助かりました。

法律の改正も実際のところ育児休暇の取得を後押しをしてくれました。
男性育休取得推進と義務化という内容で、法改正がありました。
詳しい内容は省きますが、子どもが生まれる予定の男性社員に対して企業は育児休暇の制度について通知を行うことが義務化されました。
実際に私の会社でも人事部門からの連絡があり、男性も育児休暇を取って良いんだという空気感が出てきたと感じました。

育児休暇取得での心配事・デメリット

ただし、実際に取得するとなると本当に休んでも支障が出ないのだろうかと心配でした。
特に心配だったのが、

・業務の引き継ぎ
・休暇中の収入

この上記についてです。

育児休暇中の業務の引き継ぎ


業務の引き継ぎについてですが、休暇中もパソコンや携帯電話などがあるのでさほど困らないだろうと思っていたのですが、それらの情報端末は全て会社にて一時返却することになっていたため、非常に焦りました。
この点については各社で対応が異なるとは思いますが、基本的には育児休暇中は会社からの給与が発生しないため、休暇中は業務は行えないということを前提に考えていた方が良いです。
ただし、私の場合はチャットツールを私用携帯電話に入れたため、全く連絡がつかないという状態にはなりませんでした。

育児休暇中の給与と賞与について

育児休暇中の収入については、会社からの給与が出ない代わりに育児休業給付金が行政から支給されると分かっていましたのでさほど心配はしていませんでした。もちろん仕事をしている時と比べると少ないですが、生活できなくなるわけではありません。
*税金や社会保険料の減免などがあり、実際の手取りで約8割程度のもらえる方が場合が多いようです。
しかしながら、休暇中の給与よりも復職後の賞与に影響することが一番減額幅が私にとっては大きいです。この点は企業によって対応が異なるとは思いますが、長期間の育児休暇を取得される方にとって見落とされがちなので、注意されると良いと思います。

育児休暇を取得してみて

実は出産予定日から育児休暇を申請して休みを取ったのですが、我が家の場合は1週間ほど遅れて出産を迎えました。
私が常に家にいましたので、陣痛時には妻を安心させて病院まで送り届けられたかなと思います。
実際の育児はこれからですが、この3ヶ月の模様は改めて続報をお伝えいたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました